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2007/12/01

謝罪会見のやり方 -または朝青龍と亀田大毅という二人のお馬鹿さん!-

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 以下引用です。

2007/11/30-22:06 「朝青龍・亀田」関係・識者談話
 漫画家のやくみつる氏 朝青龍は神妙な顔をして、殊勝に振る舞っているように見えたが、まだ疑問を感じる。空港ではリポーターの質問を無視していた。この辺の態度から変えていって、従来の朝青龍像を覆していかないといけない。今後の巡業、本場所で立派に横綱として振る舞えるのかどうか。亀田大の会見は失笑もの。泣き虫のキャラクターが定着してしまって、今回は一生懸命に虚勢を張っていた。2人とも、今後についてはまだまだクエスチョンマークが付く。」(時事通信社)

 誠にしかり。

 「朝青龍も亀田大毅」も、謝罪会見としてはまったく失格と言って良い。

 要するに、水戸黄門ではないが「頭が高い!」のである。

 1,朝青龍のケース
「長い間、ご迷惑をかけ、心からおわびします」という最初の言葉は良かったがモンゴルのサッカーの件では「どうしても出てくれとのことだったので出たが、自分でしたことなので十分責任を感じている」と言った。これは謝罪にならない。言葉尻に自分の責任ではないというニュアンスが伝わってしまう。あんなに元気に走り回ってサッカーボールを蹴っていたのだから、ウソでも「私はウソをつきました。ケガはそんなに重くなかったんですが、つい自分の弱さからモンゴルに帰ってしまいました。これからは精進して、本当に強い横綱になります!」と、自分をいったん全否定することが大事である。大体、事件発覚後、一回も説明もせずにコソコソとモンゴルに帰った時点で「精神的に弱い横綱」だと日本国民の多くが思ってしまっているのだから、すでに落ちるところに落ちてしまっているのだ。今更、横綱のプライドを振りかざして「頼まれたからやった」もない。「私は最低です。でもこれからやり直します」それで良いのだ。

 それにしても横綱審議委員の内舘牧子さんが「朝青龍はもう引退したと思っている」みたいにバッサリと切り捨てた言葉が、気持ちよかった。

 2,亀田大毅のケース
 「お騒がせして申し訳ありませんでした」の第一声。本当にバカは直っていないと思った。「お騒がせ・・・?」。お前は本当にバカだな! 人に謝るのに「お騒がせ」って何??? 君のしたのは、お騒がせじゃなくて「ルール違反だろ!」って。謝るというのは、100%自分が悪かったって自分で思うこと。だから謝ることができる。

 だからさ!「謝罪ってのは自分の頭を下げるってことだろ! つまり頭を叩かれてもクビを切られても良いってことで相手に自分の運命を委ねるって意味で頭を下げるっていうのが、謝罪ってことなんだよ!」

 それを 嫌々頭を下げているみたいな謝罪会見なんて、やらない方が良い位だ。

 日本には「みそぎ」っていう言葉があって、クビになった政治家なんかちゃっかりと上手に使って政界に復帰したりしているが、本来「みそぎ」って、私個人的には自分を無価値にして周囲の判断を仰ぐことだと思う。それには、横綱とかチャンピオンとかのプライドなんてのが1%でもあったらダメなんだよ。「私は生きている価値さえもありません」位に自らを捨てた時、周囲は「お前って潔いよなぁ・・・! お前さ、もう一度挑戦してみろよ。今度は応援するよ!」ってことになるのである。

 ったく、世渡りばかりが上手になって金ばっかりが目当てになって、プライドばかりがパンパンに膨らんで、内容のない連中ばかりだ。

 それが横綱でボクサーだってさ。

 本当に強い人間は容易く謝ることができる。そして本当に自分に自信がある人間はすぐに「ごめんなさい」と言うことができる。そういうものである。いつまでもグジグジと自分にこだわっているのは、本当に心底自分を信じることができない未熟な人間だからだ。

 格闘技の潔さもハングリー精神も彼らには、何んにもないよな・・・。


 ※森狙仙の梅


 2007-12-01

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コメント

反則は「自分の指示」なんて言う馬鹿だぞ。
期待する方が間違っている。

あの親にしてこの子あり。

投稿: め娘 | 2007/12/02 07:11

アンケートによると8割以上は朝青龍のお詫びは非とあるが、あんなものだろうと思う。
 今後どういう成績を残せるかで、行動するかで、スポーツマンとして残るのではないか。小泉さんではないが、再起の道を考えよう。(かばいすぎか)

 品格といわれても、ご本人は判らなかったが、今までの大相撲の歴史をしょってたつのは教えないと難しい。外国人力士時代を迎えて、新たな相撲道を皆で考えるべきであろう。

 亀田大毅の方は、なっていないが、悪役を求める空気をテレビ局が感じているなら、おやりなさい。私はみたくない。

投稿: Ichiro | 2007/12/02 09:49

朝青龍も亀田も 謝罪会見を見ていないし
ぜんぜん関心もないんだけど 「謝罪」一般について

Ichiroさんの
「詫びは 詫びをする人の再スタートのセレモニーである」
は シャープな見解だと思う

セレモニーである ということは 
セレモニーについて共通の理解が成立している範囲内でしか
意味のない行為だ と言えるわけ

賠償金を支払う とか 自殺してみせる ということなら
異文化 異民族にも通用する 普遍的な責任の取り方です

「ごめんなさい」は 家族や それに準ずる親密な場では
意味を持ち 関係は修復され わだかまりが解消されるわけで
消費者に対して 世間に対して ファンに対して謝罪する
というのが 日本という世間にあっては なんとなく
「詫びをする人の再スタートのセレモニー」
として受け入れられているのではないか


外国が絡んだり チンピラみたいなのが当事者のとき
口先で 「真摯に」謝罪して 頭を下げて
いったい 誰の損失が回復されるのだろうか 

わたしは いぶかしく思います


投稿: 九龍公 | 2007/12/02 14:34

イチロさんとIchiroさんの「詫びについて」の話は非常に感慨深く思っております。

わたくし個人としての「詫び・謝罪・反省」とは、
詫びる側の人間が、自分自身「自分がいけないことをした」
と、心の底から痛い程痛感していない限り、本当の意味で人に伝わる
「詫び・謝罪・反省」は出来ないし不可能と思っています。

そして本当の意味での反省は「詫び・謝罪・反省をした後の行動」にかかっているものと考えます。

一言でいうと、反省していないから人に伝わらないのですし、口先だけなので、ふざけた印象を与えるし、懲りていない。
本人の意思でなく、誰かに
「これはマズイことをしちゃったみたいだから、とりあえず謝っておいた方が良いぞ。」などと後押しされて謝罪をしたならば、謝罪など何の意味も持たない。

マスメディアやテレビや様々なバックが絡んだ「謝罪会見」では、本人の意思でない場合が多いのと、番組やメディアや取り巻きのバックらが「とりあえず」の「形」として「自分達の立場も保護している」場合が多いので、
本人が自ら反省した謝罪会見は、殆ど望めないと思っています。

もちろん今までで、例外はありますね。
真面目に人生をやり直し、活動されていらっしゃるので逆に名前が出せません。

投稿: 惠莉 | 2007/12/02 16:39

テレビの報道によると

 田中首相は日中国交回復の時に、たしかに、ごめんなさい

 といったが、その翻訳は、すごく軽いもので、中国の人々は、心からの謝罪と受け取らなかった。ドイツから訪問した人は、(誰だったか忘れた)それこそ跪いて、許しをこうた。

 形から入ると人はいうが、形から入るのも、私はいいと思うのである。

 頭を剃るのも形かなあ。

投稿: Ichiro | 2007/12/02 21:28

1960年代に ヴィリー・ブラント西ドイツ首相はが
ワルシャワのユダヤ人ゲットーを訪れ 跪いて献花しました

ドイツの謝罪のシンボルとみなされております

当時 東ドイツは社会主義国であって
ナチズムの被害者と 自国を認識・宣伝しておりましたし
西ドイツも ナチス第三帝国とは 完全に断絶した国家として
西ヨーロッパ域内で 生きてゆく決断をしていたわけです
事実 政治形態としては 東西に分断され
ドイツは ナチス時代とは まったく異なった国家となっていた

また ヴィリー・ブラントは 社会主義者であり
反ナチスの闘士でもありました

日本は 天皇を 戦前戦中とおなじく 戴き続け
敗戦によって国家が崩壊したわけではなく
ドイツと比較すると 連続性を保ち続けておりました

イチロさんの言い方を借りると
ドイツは 戦前のナチズムドイツを 
自己とは切り離し「完全に否定する」必要があり
そこに躊躇があっては ならなかったのでしょう

投稿: 九龍公 | 2007/12/02 23:56

◎め娘・Ichiroさん・九龍公さん・惠莉さん

 なかなか謝罪というのも奥が深いですね。亀レスなので、勘弁してください。九龍公さんの見方はいつでも考えさせられます・・・。

投稿: イチロ | 2007/12/03 18:58

謝罪すべき奴が謝罪を語る。
漫画の世界だな(爆)

投稿: め娘 | 2007/12/03 21:29

仲良くケンカしてくれ(^^;)

投稿: イチロ→め娘 | 2007/12/03 23:05

謝罪

ネット上での謝罪と言えば 文太郎を思い出す。
思想上対立していたが 彼奴の行き過ぎ行為のせいで 
何度掲示自粛したことか(笑)

---今回の行為は謝罪するべきだ。私も一緒に
謝ってやるからお前も謝れ!ってね---

#8って処は 不思議な空間だったね。

#8は恐ろしいと聞いていたが めがねっ娘あなたが
一番恐ろしい!と韓国女に言われたこともあったし。

話はそれたけど 謝罪って 謝罪すべき奴が
自ら理解しないと 漫画な謝罪になるよね。

そして 友達がいないと自分の行為が解らない。
と言うか 
痛いところを突いてくれる友達は大事だと思う。


投稿: め娘 | 2007/12/04 09:01

>#8は恐ろしいと聞いていたが めがねっ娘あなたが
>一番恐ろしい!と韓国女に言われたこともあったし。

#8みたいなピンキリの場所でも、まあ、め娘みたいに「恐ろしい女」はいなかったよねぇ・・・・・・(笑)。

めがねっ娘にはみんなビビッていたよ(^^;)

>そして 友達がいないと自分の行為が解らない。
>と言うか 
>痛いところを突いてくれる友達は大事だと思う。

ホントにそうだ。

本音で反論したり、本気で忠告してくれる友人は少ない。そしてそんな友達は大事だよね。

物見遊山な外部の人間は肯定的なことばっかりいうけれど、タダの口だけ・・・。

「社長の言うことは100%正しい!」そんなスリスリ連中ばかりが回りに集まると、会社は立ちゆかなくなる。嫌われても本音を言ってくれる友人は大切ですね。

投稿: イチロ→め娘 | 2007/12/04 09:46

まあ め娘に 電話で
「老人を殺す」などと脅迫するのは悪いことだ
と 教えてやったのは わたしなんだけど
へらへらら笑っていただけだったなあ・・・

あの件 謝罪したのかな?

投稿: 九龍公 | 2007/12/04 19:47

■めがねっ娘にはみんなビビッていたよ(^^;)

「ビビってた」?

イチロさんが「ビビってた」(多分)からって
「みんな」というのは いかがなものざんすかねぇ(爆笑)

「キチガイからのメール」とか銘打ってさ
「めがねっ娘」からのメールが パティオで
しばしば公開されて サラシモノになっていたの
イチロさんなら 知らないわけないと思うが・・・

「みんな」の嘲笑の的になっていた
というのなら わかりますが

投稿: クロコ→イチロさん | 2007/12/04 22:16

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